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耐ヒートクラック性
熱間工具の表面は、被加工材との接触による昇温、潤滑剤、離型剤噴霧による冷却の温度サイクルにさらされます。このサイクルによる応力サイクルで発生するクラックのことを、ヒートクラックまたはヒートチェック(ダイカスト型の場合はこちらの表現を使用)と言い、これに対する抵抗力を耐ヒートクラック性または耐ヒートチェック性と言います。
耐ヒートクラック性は、昇温温度域における高温強度が高く、冷却温度域における延性の高い材料が優れます。昇温温度が600℃程度までの場合は、高硬度で靭性が下がり難い材料(ダイカスト型材の例:DAC55)を高硬度化して使用することで耐ヒートクラック性は向上します。700℃程度になると、同温度で高温強度の高い材料(ダイカスト型材の例:DAC45)を使うことが有効となります。
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